ボトックス
美容医療ではポピュラーとなっているボトックス。額の前頭筋、目じりの眼輪筋、眉間の皺眉筋などの気になる表情ジワを作る筋肉に、ボトックスを注射します。効果は3日から1週間ほどで出てきて、注射をした筋肉の動きが止まり、しわがよらなくなります。
はじめは注射をした部分の筋肉が動かないことに違和感があるようですが、すぐに慣れるようです。筋肉が動かない状態が3ヶ月から6ヶ月続いて、そのうち自然と元の状態に戻ってきます。
ボトックス注射を定期的に打つことで、効果の持続期間が長くなます。しわを寄せることもなくなるので、ボトックスの効果がきれても、だんだんとしわが浅くなってくるという効果もあります。
ヒアルロン酸
皮膚内にヒアルロン酸に注入するのですが、ボトックス注入と違って、筋肉の動きを止めるというわけではありません。ですから、ヒアルロン酸注入をしても違和感を感じることはありません。
ヒアルロン酸を注入することで、皮膚を内側から持ち上げてくれる効果があり、シワを浅くしてくれるのです。注入した場所によって効果の持続期間は違いますが、6ヶ月から1年間ほど効果が続き、自然に吸収されてしまいます。吸収されるので、皮膚や体内に異物が残るということもありません。
ヒアルロン酸は、定期的に注射をすることで、持続効果が長くなるようです。ただ、筋肉の動きを止めるわけではないので、完全にシワがなくなるわけではなく、笑ったときなど、表情を作ったときにはシワが出るようです。
レディエッセ
ヒアルロン酸と同じで、深いしわに効果的なのが、レディエッセです。
あまりきいた事が無いという人もいると思いますが、カルシウムハイドロキシアパタイトを主成分としている注入剤です。
皮膚内に注入して、皮膚を持ち上げるというのは、ヒアルロン酸と同じですが、皮膚を持ち上げる力がヒアルロン酸よりも強く、吸収されるまでの効果の持続期間も1.5倍と、長いのが特徴です。注入する場所にもよっても違いますが、9ヶ月から1ヵ月半ほどの持続効果があるようです。
レディエッセも、自然と吸収されるので、異物が残ることが無く安心ですね。ヒアルロン酸と同じで、定期的にレディエッセを注入することで、効果の持続期間が長くなるようです。ほうれい線、ゴルゴライン、マリオネットラインなどの、年齢を重ねるときになってくるシワに効果的です。