脂肪吸引
脂肪吸引で脂肪を取り除くことで、脂肪細胞の数を減らすことが出来るので、その部分には脂肪がつきにくくなるという効果もあり、リバウンドをすることが無いというメリットもあります。
脂肪吸引は切開をしておこないます。しかし、全身麻酔や部分によって局部麻酔を組み合わせておこなうので、痛みはまったく無いようです。
切開するのは部分にもよりますが、傷の出来るだけ目立たないところを5ミリほどです。お腹の場合にはへその内側や下着に隠れる部分などを切開するので、傷は気にならないと思います。
切開した部分から麻酔薬入りの生理食塩水を入れて、脂肪をほぐれやすくします。その後、フェザーリングバーという、特殊な金属で出来ている棒をいれ脂肪をほぐし、吸引しやすい状態にします。
ほぐれた脂肪を吸引カニューレで、丁寧に脂肪を吸引し、脂肪がなくなった部分にデットスペースが出来てしまわないように圧迫固定をするというのが、脂肪吸引の流れとなります。
脂肪吸引は手術中の痛みはありませんが、ダウンタイムや、術後に痛みがあります。腫れたり内出血して、赤紫色になっているという状態が3週間から4週間ほど続きます。強い痛みは3日から10日間続くので、座薬や痛み止などで痛みを抑える必要があります。動かすと痛みがあり、それがおさまるまでには10日から2週間ほどかかるようです。
脂肪吸引をすればすぐに細くなるというわけではなく、腫れたり、一時的に硬くなったり、デコボコすることもあるのです。自然に柔らかく平らになるまでには、数ヶ月かかってきますが、その後はリバウンドをすることが無いので安心ですね。
ウルトラアクセント
脂肪吸引以外にはしっかり効果が出るものはなかなかありませんでしたが、ウルトラアクセントは、痛みやダウンタイムがない痩身治療として、大人気の痩身治療です。
ウルトラアクセントは、高周波のヘッドと超音波のヘッドの2つのヘッドの機械です。まず超音波をあてて脂肪細胞膜だけをこわします。細胞膜がなくなると、脂肪は液状化してしまい老廃物となって、体の外へと排出されます。
脂肪細胞が減るので、脂肪吸引と同じように、リバウンドの心配が無いのです。超音波をあてた後には、高周波で肌の温度を42度まで上げ、代謝をよくします。代謝がよくなると、液状化した脂肪が排出されるのを助けてくれ、
また、セルライトの解消にも効果的です。皮膚の引き締め効果もあるので、脂肪がなくなってもきれいに引き締まり、たるむことが無いのも特徴です。
ウルトラアクセントは、1回の施術で効果を実感する人は少ないようで、多くの人が3回くらいから効果を実感するようです。効果は体質などにもより異なりますが、脂肪が厚かったり代謝が悪いという人は、少し多めに施術をおこなう必要があるようです。
施術の間隔が2ヶ月以上あいてしまうと、減ってきていたセルライトが復活してしまいます。そうなると、施術の効果を実感できるまでに、また時間がかかってしまうことになるので、2週間から4週間に1度は、施術をする必要があるようです。