タイタン
皮膚の真皮層まで伝わる光を照射することによって、熱で繊維芽細胞が活性化され、それによってコラーゲンやエラスチンなど、リフトアップに効果的な成分が作られるのをを活性化してくれるのが、タイタンです。
タイタンは洗顔後にジェルを塗った後、フェイスラインから照射をはじめるのですが、タイタンだけの照射よりも、ジェネシスというレーザーを組み合わせたほうが効果的といわれています。
タイタンを先に40分ほど照射して、その後に20分ほどジェネシスを照射するのですが、ジェネシスは心地よい温かさのレーザーなので、痛みは無く、眠ってしまう人もおおいのだそうです。
照射後は、ダウンタイムが無いのが特徴で、洗顔やメイクなども、終わったあとにすぐ出来ます。治療のあと、ノーメイクで帰らなくてもいいというのはうれしいですね。
タイタン+ジェネシスは、1回からでも効果はしっかりと実感できます。よりいっそう効果をアップしたいという人は、3週間から4週間間隔で、3回ほど治療を受けることをおすすめします。
タイタンは、リフトアップだけではなく、お肌のキメが整う効果もあり、美肌効果もあるようです。
フェザーリフト
2001年に日本に導入されたたるみ治療が、フェザーリフトです。それまではたるみを治療するといえば、たるんだ皮膚を切るというフェイスリフトの手術でしたが、切開はリスクもあるでしょうし、少し怖いですよね。
しかし、フェザーリフトなら、切開をすることなく、たるみを治療できるのです。フェザーリフトの方法は、特殊な糸を皮膚にとおして、皮下組織を引き締めます。糸の入れ方や、糸の種類もいくつかあるようです。
フェザーリフトは、「フリーフローティング」と「引っ張るタイプ」との2種類に分けることが出来、糸も、溶けるタイプと溶けないタイプがあるようです。
どの方法が自分にあっているかというのは、クリニックに相談をして選んでもらうのがいいようです。認知度も高くなり、医師の技術も向上しているようですが、症例数の多いクリニックでおこなったほうが安心だと思います。
【フリーフローティング】
切開をしないフェイスリフトの方法のひとつであるフリーフローティング。フリーフローティングは、皮下に糸を置き、皮下組織を引き締め、張りを持続してくれる方法です。
フリーフローティングに使用する糸は、溶ける糸である「ハッピーリフト」「シルエットボリューム」、溶けない糸である「アプトス」があります。糸を針で皮下に通し、針だけを抜き、皮膚からはみ出た余分な糸をカットするという施術で、麻酔をするので痛みは感じることが無いようです。
針をさすというし術ですが、ダウンタイムが短いというのも特徴です。腫れもそれほどひどくならず、2日間は針穴の部分にばんそうこうをはりますが、その後は洗顔やメイクなども普通どおりに生活することが出来ます。
それなのに、ある程度しっかりとしたフェイスリフト効果があり、溶けるタイプの糸で1年から2年ほど、溶けないタイプの糸では、2年から3年の持続効果があるようです。
【引っ張るタイプ】
切らないフェイスリフトの方法のひとつである、引っ張るタイプのフェイスリフトは、持続力と効果が魅力の方法です。効果の持続期間は、溶けないタイプなら3年から5年と、フリーフローティングの倍ほどの持続力です。
ただ、フリーフローティングのように皮下に糸を置くだけではなく、引っ張るので、腫れや内出血などがあります。ダウンタイムもフリーフローティングに比べると長く、1週間から10日ほど必要です。
持続力や効果を考えると引っ張るタイプが魅力的ですが、ダウンタイムを考えると、仕事をしている人などには向かないかもしれませんね。
引っ張るタイプに使用する糸は、「シルエットリフト」「ハッピーリフトアンカレッジ」など、溶ける糸か溶けない糸か、切開が多少必要か必要でないかなど、いろいろなタイプから選ぶことが出来ます。
引っ張るタイプのフェザーリフトは、溶けない糸であれば、再引き上げが可能というメリットもあります。